【ブログ】新年におすすめの曲(井上結音)
今年も残すところあとわずかとなりました。
さて、毎年元日にはテレビでウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートが放送されていますが、そこではウィンナ・ワルツやポルカなどの曲が演奏されています!
ウィンナ・ワルツとは、19世紀のウィーンを中心に発展した軽快で優雅な3拍子のワルツのことで、ポルカとは、1830年頃チェコで生まれた速い2拍子の舞曲のことをいいます。
今日は、その中でも私が好きな曲を紹介します♪
・美しく青きドナウ
ヨハン・シュトラウス2世が作曲したウィンナ・ワルツの代表作です。
ヨーロッパにあるドナウ川の穏やかな流れを思わせる序奏のあとに、第1ワルツから第5ワルツの5つのワルツが続き、コーダでは最後速いテンポのフィナーレで締めくくられます。
ドナウ川の流れる様子や波の揺れる音、そして周囲の景色を感じながら聴ける、とても素敵なメロディーの曲です!
・トリッチ・トラッチ・ポルカ
こちらもヨハン・シュトラウス2世が1858年に作曲した、軽快で陽気な2拍子のポルカです。
トリッチ・トラッチとは、“うわさ話”や“ぺちゃくちゃ”などという意味のドイツ語です。この曲は、街中で人々がうわさ話を楽しそうに話している様子を陽気な音楽で表現しています!
日本では運動会のBGMなどでしばしば流されるので、知っている人も多いのではないでしょうか。
他にも素敵な曲がたくさんあるので、この年末年始はぜひワルツやポルカを聴いてみてください☺️
皆様も良い年末年始をお過ごしください✨
井上 結音
