【ブログ】本番前におすすめの練習方法♪(青木仁美)

あっという間に夏休みが終わり、新学期が始まりましたね!

今年の発表会は9月と10月。

9月の生徒さんは、あと2週間後に本番を迎えます。

発表会の出演に加え、ピアノのコンクールや合唱コンクールの伴奏に挑む生徒さんも…!

それぞれ限られた時間の中で、目標に向かって一生懸命練習に励んでいらっしゃいます♩

 

さて、皆さんは発表会などの本番を控えているとき、直前の練習はどのようにされていますか?

本番が近づいてきた時に是非、実践して頂きたい練習法を3つに分けてお伝えしたいと思います。

 

【①ピアノの蓋を開けたら、まず一度通して弾く習慣を】

本番直前は、指ならしをすることなく、いきなりステージのピアノに向かわなければならないことが多いので、ご自宅での練習も、ピアノの蓋を開けて最初のタイミングで、一度通して弾いてみることをお勧めします。

 

その際、録音や録画をしたり、ご家族の方に観客になってもらうなど、緊張感を演出することで、より本番を想定した練習をすることができます。

 

そして、通し練習をする時に意識してほしいのが、〝止まらずに最後まで弾き通すこと。”

 

音楽は本来止まるものではありません。

多少のミスは気にせずに、

・止まらない

・弾き直さない

・最後まで弾ききる

この3つを意識して、通し練習に取り組んでみてください。

 

通し練習後は、演奏を振り返り、うまく弾けなかったところや不安なところの部分練習をするなど、自分の中で練習ルーティーンを作っておくと良いです。

 

【②暗譜の強化練習】

皆さんきっと不安なのが、暗譜ではないでしょうか。

暗譜が飛んでしまうのは大抵左手。

ピアノは右手にメロディーがくることが多いので、右手は耳に残りやすく、左手はあまり聴けてないことが多いです。

対策としては、左手だけで弾ける練習をすること。

『左手だけの暗譜』をしたり、『左手を弾きながら右手を歌う練習』もかなり効果的です。

 

【③本番用の衣装や靴を着用して練習する】

ドレスやシャツは、肩や腕周りが動かしずらかったり、呼吸が苦しかったり…

ペダルを踏む場合は、素足と靴ではペダルの踏み心地や感覚が全く違ってきます。

 

そういった普段と違う違和感が気になって、演奏に集中できなかったりすることもあるので、事前に着用して確認しておくことが大切です。

 

以上、私も本番前に実際に行っている練習方をご紹介させていただきました。

是非参考にしていただけたら幸いです。

本番当日は、自信を持って楽しんで演奏できるように…♪

今できるベストの準備をしていきましょう!

 

青木仁美